クレジットカード名義人が死亡したときに重要な知識とやるべき事

ふと配偶者や親が亡くなった場合クレジットカードってどうなるんだろう?って考えたことありませんか?

もし支払いが残っていたら残された家族が支払わないとダメなの?たまったポイントはどうなるの…?

そんな疑問に今回はわかりやすく解説していきます!

  1. 銀行口座凍結前にカード会社に連絡を!
  2. 家族が解約をする場合の手続きは?
  3. 残った支払いやポイントはどうなるの?
  4. クレジットカードの名義を相続することはできない
  5. まとめ

銀行口座凍結前にカード会社に連絡を!

契約者が死亡した場合、配偶者や親族がカード解約の連絡をカード会社に入れることになりますが、ここで大切なのは銀行口座が凍結される前に連絡をすることです。

なぜなら、銀行へ契約者が死亡した連絡をすると口座から本人以外がお金を引き出せなくなるように口座が凍結されるからです。

凍結されてしまうともしカードに今月の支払があった場合引落しができなくなり、知らないうちに未払い状態となり遅延損害金が発生してしまうケースもあります。

かならず銀行へ死亡の連絡をする前にまずはカード会社に連絡をして支払があるかどうかを確認しましょう。

家族が解約をする場合の手続きは?

カード会社によって手続き方法は異なるが一般的には2通りとなります。

電話で解約が完結するケース

1つ目は、家族から本人死亡のため解約申出の電話をすればその場で解約手続きが完了するケースです。

特に書類のやり取りなどなく、電話をするだけでその場で解約手続きが完了するので家族の負担もありません。

退会用紙など郵送でやり取りが必要なケース

2つ目は、電話だけで解約することができず、退会用紙などを郵送でやり取りが必要なケースです。

カード会社の規定である近しい親族以外の者からの申し出や、ICチップ付きのクレジットカードなどの場合必要になる場合が多いです。

その場合は必要書類を送ってもらってから記入して送り返すという手間がかかることになります。

上記2つどちらのパターンでも一般的に家族が解約する場合、死亡診断書などの証明は不要であるカード会社がほとんどです。

残った支払いやポイントはどうなるの?

もしも家族が亡くなった場合、クレジットカードに残債があったり、ポイントが残っていたりしたらどうなるのか気になる人も多いはず…ではどうなるのか見ていきましょう。

法定相続人は支払義務がある

死亡した契約者の法定相続人となった場合は、原則プラスの遺産だけでなくマイナスの遺産も引き継ぐことになります。

だから相続放棄をしない限り、クレジットカードの残債も法定相続人で支払う義務があります。一般的にプラスの遺産とマイナスの遺産を合計してマイナスの方が多い場合は相続放棄するケースが多いです。

借金だけ背負うことになりますからね。

ちなみに相続放棄をするためには期間が大変短いので注意しましょう。

自身に相続があったことを知った日の翌日から3ヶ月以内に相続放棄をしなければ認められません。

基本的にポイントは失効する

いろんなカード会社の会員規約を読むとほとんどのカード会社は契約者が死亡した場合ポイントが失効するとの記載があります。

だから基本的にはポイントは相続対象とならないことになりますので知っておきましょう。どれだけたくさんのポイントをためても契約者が亡くなると失効してしまうなんてもったいないですよね…

家族カードも解約となる

クレカは本会員の契約を前提として家族カードが発行されるものです。だから本会員が死亡した場合当然ですが家族会員も解約となりますので注意しましょう。

クレジットカードの名義を相続することはできない

死亡した家族が契約者のカードを今までどおりちゃんと支払うから使い続けたいと思う家族もいるかもしれません。

しかし、クレジットカードの名義を相続することはできないのです。

つまり、どれだけステータス性の高いカードを長年使い続けて実績を作っていても残念ながらそのカードを引き続き使うことはできないということになります。

まとめ

今回ご紹介したことの重要ポイントは、

  • 残ったカードの残債は相続放棄をしない限りは残された家族が支払う義務がある
  • たまったポイントは契約者が亡くなった場合は失効する
  • クレジットの名義は引き継ぐことができない

大きくはこの3つですね。

手続き自体は難しいことではないのでカード会社に連絡すれば簡単に終わります。

もちろん、家族みんながいつまでも元気で過ごせるに越したことはありませんが、万が一の際のこともしっかり知っておくことも大切です。