クレジットカードの引落しで残高不足だった時の正しい対処法

人間だれしもうっかりミスをしてしまうことはあります。
万が一クレジットカードの約定日に残高不足で引落しが出来なかった場合ブラックリストに載った!?とパニックになってしまう人もいるはずです。
今回はクレジットカードの支払遅滞の際に知っておくべきことをご紹介します。
- 残高不足で引落しできなかった時はどうすればいい?
- クレジットカードを延滞してしまったら即ブラックになるの?
- どうしても支払できない場合はどうすればいい?
- 毎月の収入と支出のバランスをしっかり管理することが大切
- まとめ
残高不足で引落しできなかった時はどうすればいい?
まずはカード会社に連絡を

一番良いのは引落しの日に万が一残高不足を起こした場合、自分からカード会社に連絡をすることです。
「今日引落し日ですが、残高不足で引落しができませんでした。どうすればいいですか?」と問い合わせればカード会社が指示をくれるのでその通りに従いましょう。
例えば振込先の案内を受け即日振込むように指示、振込用紙が届いてから入金するように指示などカード会社によって対応が異なります。
自分から連絡をすることで誠意とすぐに支払う意思を見せることが大切です。
再引落しがないカード会社もあるので口座入金にしない

カード会社によっては当日引落しができなくても当日の午後や、後日2度目の引落しをかけてくれる場合もあります。
ただし約定日に引落できなかった場合は振込でしか対応していないところも多いので自己判断で勝手に自分の口座に入金するのではなくカード会社に確認するようにしましょう。クレジットカードを延滞してしまったら即ブラックになるの?

連絡があってからすぐに振り込めばブラックにはならない
口座の残高不足で引落しができなかった場合、カード会社から電話やハガキで連絡がきます。
すぐに振込すれば外部の情報機関に掲載されることはありませんので安心しましょう。ただし、たった1日でも遅れた場合、内部情報(持っているカード会社の情報)にはしっかり記録されるので注意が必要です。
支払いを怠っていると当然ブラックとなる
忙しいから、時間がないからといって支払を後回しにしていると数週間から1か月ほどで外部の信用情報期間に記録されます。
厳密には「ブラックリスト」というものは存在せず、信用情報機関に延滞情報として記録されるだけですが、いわゆるこれをブラックと呼びます。
ブラック情報が記録されるとローンが組めなくなったりカードが作れなくなったりします。
一度でも延滞してしまったらカード停止になる?
たった一度支払をうっかり忘れた場合ならカード利用停止になるケースはほとんどないでしょう。
ただし、毎月毎月遅れながら支払っているような人は利用停止になるケースもあります。
何度か延滞をした場合、有効期限内は使えても更新審査の際に審査落ちで新カードに更新できない場合もあることを知っておきましょう。
どうしても支払できない場合はどうすればいい?
カード会社に相談し支払方法を変更してもらう
なんらかの事情でどうしても支払えない場合は、カード会社に相談して支払方法を変更してもらえることもあります。
例えば分割払いやリボ払いへの変更があります。ただし、当初の約定予定の支払ができない場合はいわゆるブラック扱いとなるので注意しましょう。
どうしても首が回らない場合は法律家に相談も
支払い方法を変更しても今後支払っていける目途が立たない人は弁護士などの法律の専門家に相談するのも一つです。
法律家に相談した結果債務整理をしなければならない場合もあります。この場合もブラック扱いとなるので今後の人生を大きく左右する可能性を考えておきましょう。
毎月の収入と支出のバランスをしっかり管理することが大切

クレジットカードは便利で賢く使えばお得なアイテムですが、後払いという性質上どうしても収入と支出のバランスが崩れがちです。すぐに支払わなくてよいのでついつい財布の中身以上の買い物を繰り返して支払不能になるケースも多いです。
毎月利用する際は、来月支払するときのことまでしっかりと考えて使うことが重要です。
うっかり残高不足を起こしてしまうことは誰にでも起こりうるミスですが何度もやってしまうと信用を失い今後のクレジットカードの審査やローンの審査に大きく影響を及ぼす可能性があることを意識しましょう。
まとめ
うっかりミスも何度も続くと相手からの信用を失い「ルーズな人」認定されていまいます。
クレジットカードは信用で成り立っている契約なので相手の信用を失ってしまうと今後の人生の大事な場面でローンが組めないなどのリスクがあることをしっかり念頭においておきましょう。
うっかり残高不足を防ぐためにも、毎月カードの約定日前日までに必ず口座の残高確認をするのをおすすめします。
