元クレカ審査担当が語る!本当にあったクレジットカードの悲しい話

クレジット会社に勤めているとさまざまなトラブルに対応する場面がありました。

クレジットカードは便利で、使い方さえ間違わなければお得に利用もできます。ただし、初めてクレカを作る際には心得ておいて欲しいことがいくつかありますのでわたしの経験を元にご紹介します。

  1. 本当にあったクレカにまつわる悲しい話。〜絶対にしてはいけないこと〜
  2. クレカの怖いところはこんなところ
  3. クレカで失敗しないために心がけておくべきこと!
  4. 現金で支払うというのも一つの手
  5. まとめ

本当にあったクレカにまつわる悲しい話。〜絶対にしてはいけないこと〜

実際にクレジット会社で働いていた時に経験したクレカの本当にあった悲しい話と、こうならないように気を付けるべきことをちょっと紹介します。

クレカは家族であっても貸してはダメ

20歳の専門学生の息子さんからの電話。レンタルショップの会員カードと一体型のクレカを母親が勝手に使っていた。

息子が気付いた時にはすでに限度額いっぱい使われており、母親は音信不通…本人が使っていなくてもカードを貸すのは契約違反なので自分で返済しなければならない結果になりました。

クレカはいくら信頼できる家族であっても人に貸すのは違反です。

安易に推測できる暗証番号は避ける

ある日30代女性から身に覚えがないキャッシングの請求が来たとの連絡がありました。

私は警察への被害届を出すように促しましたが、後日連絡があり旦那さんが勝手にキャッシングをしていたことが判明。

家族内でも安易に推測できる暗証番号は避けましょう。その後家庭崩壊していないか心配です…もちろん他人でも暗証番号を知られるとカードのキャッシング機能が利用でき不正にお金を引き出されてしまうリスクがあります。

支払い遅れは人生を左右する

初めてのクレカは慣れていないからか支払日をうっかり忘れる人もいます。

でも支払が遅れるということは信用情報に記録され、今後ローンやクレカを組めなくなる可能性があります。

若い時に意識せずに遅れながら支払っていると将来住宅ローンや教育ローンが組めなくなり人生が左右されてしまう人も実際たくさんいます。たった数千円で人生棒に振るかもしれません。後悔先に立たずとはこういうことを言うんですね…

クレカの怖いところはこんなところ

ついつい身の丈以上に使いすぎてしまう

今財布にお金がなくてもクレカがあれば簡単に買い物ができてしまうためついつい身の丈以上に使いすぎてしまいます。

請求が来て初めて「こんなに使ったっけ!?」となり支払困難に陥るケースもあります。

リボの利用で支払い地獄に

たくさんのカード会社がこぞってアピールしているのがリボ払いです。

毎月一定額の支払で済むので余裕をもって返済できるのが魅力ですが利息が高いので返済しても返済しても元金が減らないということも。いつまでたっても支払が終わらずに支払困難になる人もいます。

カードの実績次第でローンに通らないことも

何気なく作ったクレカで万が一延滞したり、やみくもにカードを複数枚作ったりすることで人生の一大事でローンに通らない可能性もあります。

クレカはそのくらい人生にとって大きな影響があるということを心得ていましょう。

クレカで失敗しないために心がけておくべきこと!

支払いは原則一回払いにする

クレカの魅力は自分のお財布の中身よりも大きな金額のものを買えることですが、分割払いやリボ払いを利用すると利息が高く、支払の見通しも立ちにくいのが難点。クレカを利用する場合は原則一回払いで支払えるものにするのが良いでしょう。

カード裏面にサインをする

カードの裏面に署名欄がありますが、これが実はとっても大事。署名をしていないと万が一不正利用された場合に補償が受けられなかったりするので絶対にサインしておきましょう。

ポイント○倍につられない

私もついついやってしまいがちですが、「期間限定ポイント10倍!」などと目にするとつい余計なものまで買ってしまいがち。ポイントはあくまでもカード利用でのサブ特典と意識してポイントにつられすぎて無駄なものまで買わないように意識することが大切です。

現金で支払うというのも一つの手

無理してクレカ払いする必要はない

クレカのリスクが怖い人は無理してクレカを利用する必要もないです。ただしクレカを持っていることでたくさんのメリットもあるので支払いは現金でカードの付帯サービスだけ利用するのもアリです。

現金派だけどお得に買い物したい人にはデビットカードという選択肢も

クレカのような後払いがどうしても嫌いな人はデビットカードという選択肢もあります。使いすぎる心配もなくポイントや保険の特典もあるのでそのような選択肢もあることを頭に置いておくとよいでしょう。

まとめ

ちょっと脅すような内容が多かったかもしれませんが、クレジットカードは正しい知識で正しい使い方をすればとっても便利でお得なものです。

今回紹介した注意点などを参考に自分にあったお得なカードを正しく利用しましょうね。